「大地の声」開催　/　発言者：reginald

先日 哲サロンで「大地の声」はもう行われないのでしょうか？と高麗さんに伺い、自分が先日、某米国人女性歌手が米国の著名ピアニストの演奏で アレンギンズバーグの詩を詠むリーディングコンサートを聴いたことをお話ししました。ギンズバーグの詩は 村上春樹氏、柴田元幸氏 、気鋭の翻訳家二人が訳し、舞台上のスクリーンにリーディングと共に訳詩が映しだされ、日本人にも判りやすく英詩と 平和を願う主旨が伝わる内容でした。満杯の会場は一見熱気に包まれ…。ですが、コンサート後に心身が変わる経験 は成りませんでした。私はこのコンサート中から、このピアノが いだきしん先生で 詩を詠むのが 高麗恵子さんだったら、会場中の人が生まれ変わる経験をするのに…、とかつて開催された「大地の声」各地のシーンが次々と甦っていました。京都文化芸術会館、開港記念館、イギリス館、ウイメンズプラザ…。「大地の声」は、高麗さんが訪ねられた世界中の大地から聴こえる魂の声を詩として語られ、いだきしん先生がピアノ演奏される、他と例えようもなく 貴重で贅沢な一時でした。未来を示す大地からの一言一言、そして いだきしん先生の無限の空間を顕される一音一音に、参加する一瞬前の過去まで一掃され、終了後は 全身新しく生まれ変わる体験を 幾度もさせていただいてきました。一昨日のビデオ講演会で、８月 ラフォーレミュージアムでのイベントの一回、「大地の声」を開催されることになった と伺い、そして 昨夜 いだきしん先生から 詩のこと、戦争で若くして家系を切断された浮遊すらできない多くの魂のこと を聞かせていただき、「大地の声」開催に向けて 魂が集結してきていると感じています。真の言葉、真の音で 人の全身まるごと変えていく働きがあるのは、いだきしん先生と高麗さんよりいらっしゃらないことを再度実感している ここ数日間です。自らの魂も目覚め 新たな言葉を発することを願ってやみません。いだきしん先生、高麗さん、ありがとうございます。