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新しい元旦 / 発言者:haruru

 元旦を、全国から来られた皆様とともに過ごせましたことを感謝いたします。今年の元旦は、光にあふれていました。
見慣れた顔も、自分の住んでいるエリアからは遠く離れたところに住む方々でったあったりもします。光で眩い高麗の元旦でした。実は着物を着ようとして努力をしたのですが、私は発症以来、今まで普通にできていたことが、それもかなり好きだと思ってきたことができなくなり、一から出直しになってしまいます。命助かり、生きているだけでも感謝ですが、そのことだけは記憶がぷつりと途絶えたように、赤子が一から歩き方を覚えるようにしていかないと何一つできないことに気づきました。でも、新しく覚えるということは、素晴らしいことでもあります。一つ、また一つとできたときの喜びは、普通ではありません。編物然り、きものの着付け然りです。もちろん仕事の面でも今までそういうことをたくさん経験してきました。思い出すというのとは違う、出会いなおすという感覚です。
そのことをまた経験できた新しい年でした。
 おみくじのように先生のコーヒーについていた高麗さんの書は、
 源の光
 ひとつに
 永遠の生を 生きる


 帰りは、満月の光が煌々と照らしてくださる道を帰途に就きました。満月は出会いなおしたように新しい光で私を照らしていました。

聖と俗、俗に塗れてしまいそうになる私ですが、せめて元旦に「聖」を経験できましたことをありがとうございます。

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