Home > 高麗恵子 WEB サロン > 未知なる時

未知なる時 / 発言者:reginald

昨日の講座「ジェンダーをめぐって」、ありがとうございました。先日 高麗さんのビデオ講演会で、「高句麗伝説」舞台上の音響モニターについてお言葉があり、会場全体の音をそのままモニターで聴こえるように今後なっていくことで、高句麗の歴代の王様達がいらした空間そのものが創出され、高麗さんの即興詩の表現が また新たに生まれていく…という旨の先生のお話を伺い、「自分は長い間『高句麗伝説』に参加してきましたが、初めて舞台上のモニターの体感について高麗さんの御言葉を伺い大変興奮しまして…」と発言しました。自分自身これまで 自らの表現や仕事で舞台に立つ時、常にモニターの返りについては長年の多大なテーマでありまして、会場の大きさや状態によっても、そしてリハーサルと本番で人数が変わっても毎回違い、況してや会場で聴かれる音とモニターが一体になる経験等 皆無に近く、一体に近い環境をお願いし自分の状態を整えることが精一杯でした。モニターとの関わりについて常識のように言われてきた目標は、ビートルズ初期のハリウッドボウルコンサート。終始 観客の嬌声鳴り響き演奏もモニターも聴こえない程の中で、正確に歌い演奏することでした。これは技術の正確さを音楽の目標にしていたことであり、染み付いていた正しそうな常識が、昨日の先生の御言葉を伺うことで剥がれ落ちました。(因みに、現在では 中クラス以上の会場ではイヤモニ(イヤーモニター)使用が主流になり、これは自分の音はダイレクトに耳に響きますが、空間と一体になることからは最も遠いです)。これから いだきしん先生と高麗さんを中心に、舞台上に集まる魂も音響に関わる方々も会場に参加する一人一人も、生命一つになり新たな表現を 皆で体験する奇跡が訪れる。凄い時が 迎賓館、仙台、山元町、東京でのコンサート、そして5/1の新宿「高句麗伝説」で開かれていくことに心身 躍動しています。いだきしん先生のリマスタリングされた「高句麗伝説」の映像で、新たに知った高麗さんの七色以上に変貌する御声は、何度いただいても違う美味しさに満たされる白いコーヒーの 未知なる味と重なる、とも感じておりました。日々 新たな時を、真にありがとうございます。本日のアントレプレヌールサロンも 心新たに参加いたします。
岩村ゆかり

Home > 高麗恵子 WEB サロン > 未知なる時

検索
Feeds

Page Top