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京都での二日間 / 発言者:yuka masaki

尊い、尊い二日間を過ごさせて頂きました。
ありがとうございます。

応用コースでは、自分の失態から数分遅れてしまい
息を潜めるようにして3階から入り、入口の階段にそーっと座りましたが
それが、高麗さんのおそばであったため、お気づきにならない訳がなく!
高麗さんはすぐに席をすすめて下さり(すみません!大事な時間を一瞬でも奪ってしまって)と
心の中でお詫びしながら身を小さくして、高麗さんの斜め前のお席に座らせて頂きました。
やっぱり自分は色んなことがちゃんと出来ていないなあ、と自責の念いっぱい反省いっぱいのまま、汗びっしょりになって先生のピアノを聞いておりました。
講演が終り、高麗さんにお詫びの言葉を、と声を掛けさせて頂いたとき、
高麗さんから、すぐに返って来たお言葉・・・
「熊本(地震のその後)は、どうですか?」
熊本では今もまだ大変多くのひとが仮設住宅やみなし仮設に住まい、何とも形容しがたい辛い思いを抱え生きておられるのですが、もう県外に行くと(県内であっても)地震のことなど誰も忘れてしまわれたのかと思うことが多い中、、、、
高麗さんのお気持ちに触れ、有り難さに涙こらえて今の状況をご報告させて頂きました。
また、地震後1年経たぬうちに結成した子ども劇団のパンフレットをお渡しした時に
「これ、私が頂いていいんでしょうか?」と仰る高麗さんのそのお言葉に、誰に対しても、常に真心で接しておられる高麗さんを感じ、人としての姿勢を教えて頂きました。
・・・遅刻はもうしません!
しかしながら、今回ばかりは遅刻をしたお陰で高麗さんとこのようなお話が出来、沢山の学びをいただき、感謝しております。
これまでの、すべての経験を生かしこれからの日々を生きて参ります。
高麗さん、ありがとうございます。

先生、ありがとうございます。

般若心経の真言のピアノの音。
胸の奥にそれは美しい大きな花が咲くのを見ました。
涙溢れました。


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