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未来 / 発言者:reginald

いだきしん先生、高麗さん、ありがとうございます。今朝も、書き込み途中に弟が訪れ中断しましたが、投稿いたします。

先日の ヤマハホールでの いだきしん先生ピアノコンサート。言葉と音と生命が一体になる経験、と高麗さんが書いてくださり 感動新たにし、当日、先生のメッセージ「…言葉のレトリックから自由にならなければ 到底わからない…」との一節に自分が どきっとしたことを想い出していました。一時期、様々な雑誌で音楽欄やレコード解説、広告文を書いていた自分は「てにをは」の徹底はもちろん、女性誌、男性誌、週刊誌、…各々の読者層に向けての分りやすい文章を求められ、少なからず 本意とは異なる修辞的技巧を使っていた自覚があります。染み着いてしまったレトリックから解放され、余計な表現を削ぎ落とし 経験したことをそのまま書く ことの大切さを、高麗さんの文章やここ web salonで自己と向き合う機会をいただき 痛感しています。高麗さんが 余計な言葉を潔く削る選択は、常に未来に向かう表現であるか否かであった、という克哲さんの御言葉を交えての 先日のエピソードが胸に響き、自分が今後 書く上での指針となりました。
ヤマハコンサート当日は、タンザニアがルーツだというアフリカ系アメリカ人の友人が、5/1高句麗伝説 に続き参加し、高句麗伝説でも目を腫らしていましたが ヤマハでも素晴らしかったと涙目でした。何年も前からコンサートに誘っていましたが 時々しか参加しなかったのは、本人曰く「(コンサートに)行くように、いつも自分の内の誰かから働きかけがあったが 無視し続けていた。でも今年になって、どんなにスケジュールが多忙になっても行け!行け!と毎日 内からの声に押され、 真っ直ぐその声に従うことにして 今日も来てよかった…」と。弟さんが神父という カソリックのその友人の言葉から、空間が一新されている今、いだきしん先生との出会いを求める人に邪魔は入りこまないことが判りました。これから 今以上にたくさんの人々が 先生の音楽、存在に向かい集ってくる。凄い時、と気持ち引き締まります。本日の武蔵野コンサート、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
岩村ゆかり

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