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はじまり / 発言者:keiko amada

特別な5月のさいごの日、武蔵野の地にて、コンサートをまことにありがとうございます。
ある出来事から不意に生命落とすことがあるかもしれないと身にしみ感じ、それはふりかえるといつも心のどこかにあったことでした。ずっと助けられ生きてきて、生命ありこの日のコンサートに身を運ぶことができ、大きな変わり目と受けとめていました。
パイプオルガンの深く響き渡る音、繊細なピアノの一音一音に、これまでの人生、様々な事が浮かんでは消えていき、人は死の前に人生の全てが走馬燈のようにめぐる、ということも心に浮かびました。コンサート二部のある瞬間、直前にお聞きした高麗さんのビデオ講演会配信での「うけいれる」こと、、、何より、おおいなる存在、先生に全部受けれられてここに在ることの感謝と感動が湧き起こり、涙あふれました。只々、ありがとうございます。いのちの奥に深くある事がおもてにあらわれる今の瞬間。「恩寵」ということばを胸に、アンコール、最後の一音まで、拍手の渦とひとつにただ感動を超えた感動と感謝ばかりです。今までの人生はおわり、あらたなはじまりを受けとめています。
高麗さんの「魂」の書き込みを読ませていただき、先生の深いメッセージをあらためて伝えて下さりありがとうございます。今は理解及ばずとも、身をもって尊い歴史的な場を経験させて頂いたこと、そしてここから歩めますこと、心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
天田敬子


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