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向かう / 発言者:TakahiroMizusawa

昨日はある用事があり、デパートに行きました。デパートの中にはブランドがズラリと並びます。どのブランドにも必ず人がいます。それは経営者ではなく、販売する人達です。とても有名なブランドや自分が好きなブランドでも、お店に立つ人にガッカリしてしまうと何も買う気になりません。逆に、聞いたことがないブランドでも、お店に立つ人が輝いているとどんなブランドなのか興味を持ち、一度買ってみようかという気になります。お店に立つ人でこれだけ変わってしまうものなのです。
私は結工房で働かせていただくようになって、3ヶ月が経とうとしています。コーヒーやケーキがどんなに美味しくても、作品や空間がどんなに素晴らしくても、自分がお店に立つ状態で何もかも台無しにしてしまうと感じました。コーヒーやケーキ、作品などに見合った人間になっていないと、それだけで台無しなのです。
それだけではありません。最近ではお店に立たせていただくとき、コーヒーを淹れさせていただくことが増えました。何度も結工房に足を運んでくださる方がいらっしゃいます。その方たちに、前よりもコーヒーが美味しくないと感じられたら、それで終わりなのです。自分であれば、そう感じた瞬間に行かなくなってしまうと感じたのです。お店に立つということが、自分が考えていたよりも遥かに責任のあることだと感じ、まず自分が変わることが必要と感じます。
アントレプレヌールサロンの前にはビデオ講演会に参加させていただきました。高麗さんが表現されることはタイムリーなことばかりで、聞いている一日と聞いてない一日とでは、まるで違う一日になると感じます。この一日の違いが、数日後、数年後には大きな違いになると感じます。
アントレプレヌールサロンにて、先生が高麗さんがどのように今の高麗さんになったのか、お話をしてくださったとき、力が湧いてきます。大きく変わることが自分にも必要と感じるからです。
大変尊い経験を、いつもありがとうございます。

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