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墨の香り / 発言者:sachii

もうすぐ、今月も「東北」に向かっていけることがうれしいです。
子屋の展示替えをすると、先生の桐箱の書、高麗恵子さん心模様作品のネクタイの輝き、高句麗の地の小さな額も、詩と共に歩みたいと「桃林道」と屋号をなのってからであったタペストリーも、木版画と書もまるで違うように感じられ、作品の奥からこっちへ迫ってくるのです。たった一文字の墨文字の奥深くに、自分の胸の奥深くを辿り、こみ上げるものがあります。
駅構内販売の時、突然 「僕の書をみてください」っと近寄ってきた方があって、半紙に書いた書を沢山みせてもらいました。薄墨なのに、墨の香りが雑踏のなかにあらわれました。懐かしい香りです。子どもの時、木造平屋 庭つきのお習字の先生の家へいって、墨をすっている時 風がさらさら吹いてきて、木漏れ日が半紙にゆらゆらして、墨の香りがすることが好きだったことまでおもいだしました。夜に墨で文字を書いてみました。ペンとは違う字になっていて、何かたのしく、墨でお手紙が書けるようになりたいと感じました。
インスタにキーワードをいれると北京の人につながりました。八坂の塔と高麗ギャラリーカフェにいったことがある方でした。奈良の高句麗伝説をお誘いしました。参加は叶わなかったのですが、直系子孫の方が日本にいることを驚いていました。予期せぬ出会いはたのしいです。
ありがとうございます。

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