Home > 高麗恵子 WEB サロン > 前に向かって生きる

前に向かって生きる / 発言者:Kazue Fujiwara

お恥ずかしい話ですが、久し振りにWeb Salonを開きました。高麗さんがアップしてくださった、山元町からの先生のコーヒーを拝見し、美しく輝く姿と香しい香りは、エチオピアとタンザニアの風となり未来の光として届きました。ありがとうございます。今日、婦人科の検査結果が出ました。医師から、「あまり良い結果ではありません。子宮体ガンです。」と告げられた時、驚きましたがなぜか心は静かで不思議と落ち着いていました。きちんと医師の言葉が聞こえ、次々と続く説明を受けながら、矢継ぎ早に検査や入院、手術の日程の予約を取る時も、手帳を見ながら先生のコンサートに合わせて取り、不思議と空いていて綺麗に素早く決まるのです。その後は、いくつもの検査に行かなくてはならず、途中会社に連絡をし一日休まざるを得ない理由を告げた時も、かえって同僚が狼狽え私に「大丈夫ですか」と問われましたが、なぜこんなに落ち着いて話せるのかと不思議なくらいでした。あまりのショックで思考が止まってしまったのかと思いきや、かなりのスピードで判断していることが分かります。生保にも帰ったら連絡しなくてはと、手帳を眺めたら見事にスケジュールが綺麗に決まっていて驚きました。MRI検査の後にヤマハコンサート、迎賓館、CT検査、そして3日連続の高句麗伝説と続きます。7月は三鷹コンサートの後に、7月9日に入院、10日に手術、退院予定の15日にはアントレプレヌールサロンと続き、自宅療養開始の時はヤマハコンサートです。びっくりするほど綺麗に決まり、何よりも力強く支えてくださる力は、他にあるわけがありません。今思えば、何年も契約の見直しをしなかった生保やガン保険に対し、先進医療保障や入院に対しての案内を見た時、なぜか今年は気になりつつもずぼらに日にちを過ごしてしまいました。何かを予期していたのかと悔やまれます。最初の検査結果の際、「ガンの可能性がある」と言われ、5月21日の迎賓館の日に、「ガンならガンで受け入れるしかない」と何気に高麗ギャラリーカフェで友達に話していました。既に何かしらの覚悟ができていたのかもしれません。慌ただしい時間と静かな心とが合わさった一日でした。何があっても、どんな事が起こっても、前を向いて生きていく力を養ういだきの生き方。まさか自分がガンになるとは考えてもいませんでしたが、ならない保証など何一つないのに自分勝手な思い込みだったと思い知らされます。ならないに越したことはありませんが、なった時に正に問われます。これからどうなるかは、まったく分かりませんが一つ一つ向き合って前に進みます。完璧なまでのスケジュールに、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

Home > 高麗恵子 WEB サロン > 前に向かって生きる

検索
Feeds

Page Top