比叡山にて　/　発言者：Keiko Koma

新しい神あらわる場面に生命あり居合わせる事が出来ましたヤマハホールでのコンサートでの経験により新しく拓かれる人生は。。。と緊張します。京都へと移動する朝は、小学校へ行くえりかちゃんや小学生をお見送りしました。子供達が生きていける良い時代がこれから一気に拓かれますようにと心より願います。少し貧血気味であった時、「スイッチョン、スイッチョン」と鳴く鳥の声に励まされ、何故か、小学校の時の暑い夏の日の朝を思い出しました。あの時も貧血を起こす寸前でした。生きていくことがしんどくて、倒れそうな時、大地から生命が息づく音が聞こえ、木々も草花も鳥も虫も畑に育っている野菜も、生命ある存在全てが生きている息吹を感じ、倒れずにいれたのです。今日も生命ある存在全てが生きていました。貧血状態もすぐに改善しました。生命ある人間はこの世でやることがあると生命をもって確認出来、新しい人生を生きていく力が湧いてきました。　
　自宅から先生のスタジオへ向かう道は亡き父を思い出す深大寺近辺の大きな木が聳り立つ並木道を通ります。いつも人生を考える道です。今日は亡き父の生命の息吹がそのまま蘇りました。父だけではなく、この地に生きた高麗人の魂と共に２２日からの「高句麗伝説」へ向かう事を自覚し、先祖の魂と共に京都へと向かいました。
　地震がいつ起こるか知れず、何が起こるかわかりませんが、何があっても乗り越える心構えを備え、比叡山に着きました。
　家を出る時、ほんの７分間の間に先生が先日焙煎してくださったリムを淹れさせていただき、先生のご家族と一緒に頂きました。光があり一筋の道が宇宙の遥か彼方まで通じている体感に思わず歓声を上げました。一遍に目が覚め、全身にさわやかな風が吹き抜ける体感です。とっても美味しい珈琲でした。６月の焙煎の一番始めの珈琲と知りました。はじまりのはじまりとのコンサートメッセージを思い出し、はじまりは素晴らしいと感動します。今度東京に帰ってくる時は真の自分１００パーセントとなっていると言い、家を出ました。珈琲の体感のままに光満ちる出発でした。
　比叡山の工房に到着し、仲間と檀君スペシャル珈琲を頂きました。何もかも祓われる体感に、全てが一掃されました。過去に何があろうとも、人を悪く思うことなく、死ぬ時は人間とし真っ当な気持ちでありたいと望み生きています。苦しみや悔しさを残すことなく、全ての人の生命を尊び、生命ひとつに生きていきたい気持ちが溢れ出てきて、過去の全てにありがとうございますと素直に生まれる気持ちを受け止めました。今までの人間が経験したこともない人間としての本質、愛を生命をもって経験させていただいています。先生のコンサートでの経験は夢のまた夢と表現しても足りず、過去に生きた人が想像さえも出来ない経験と感じます。生命あり生身の体で経験出来ます恵みを活かし、過去には実現したことのない平和な世界を創っていくことを真剣に考える事が出来ます人生に感謝します。比叡山の家は、宝物だらけとしみじみ感じ、悲願を成していかずしては生きている意味がないと改めて考えます。要の時に頂いた宝物を置かせていただいています。全てが実る時をこれから迎えるのです。
　目の前には私が大好きな五女山がある桓仁県の何気ない風景の写真に「心に生きる　　ふるさとの風景　五女山を抱いて」と書いた書の額がかかっています。悲願を成していくエネルギーに満ちる空間です。人間とし真っ当に生き、心から願う平和な世界を実現する道を歩んでいきたい気持ちを実現します。
　今日となりましたが、迎賓館でのコンサートが開催されますことに感謝します。一昨日のヤマハホールでのコンサートの体感があり続ける今この時に迎賓館という最高の場所にて演奏を体感できますことはこの世に生き、最高に贅沢であり光栄なことと感謝に尽くせません。
　迎賓館コンサート後の午後７時１５分頃より八坂「高麗」にてビデオ講演会をさせていただきます。１８日のヤマハホールでのコンサートから始まった神聖なる時代を生きる人生です。ありがとうございます。