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生命ひとつ / 発言者:Kazue Fujiwara

迎賓館コンサートに参加させて頂き、本当にありがとうございます。朝の新幹線の件があったので、気を引き締めて集合場所まで向かいました。迎賓館に到着するやいなや、高麗さんの大輪の花のような輝く笑顔に迎えられ、心底嬉しくご挨拶させて頂きました。病気の事もあり、始まるまで緊張します。演奏が始まると、深い倍音が身体の奥に染み込むかのように、響き渡ります。一つ一つの音が入ってきます。何かを言葉にしようと頭が途中働きかけましたが、無駄と分かりやめました。ただひたすら音を感じていると、身体の中心から子宮を貫くように、光が入り全身に広がっていきます。血流が巡るように温かくなると同時に、涙が溢れます。「生命ひとつ」言葉が生まれると同時に経験しました。生命あること、生きていること、今までにない新しい揺るぎない世界は、人類史にない悲願であると初めて身をもって経験したコンサートです。一回一回の経験が半端でなく、とてつもなく大きな動きの中、しっかり生きていきます。高句麗伝説に向かって、よろしくお願いいたします。

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