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真の自分 / 発言者:Keiko Koma

迎賓館コンサート前夜は、頭が冴えてしまっているのか緊張により興奮しているのか、眠れぬ夜を過ごしました。3度は地震を感じ、何時何が起こるかわからない状況にあることを自覚し、人生を考えました。朝を迎え、窓を開けると、原野の木々からここに来てくれてありがとう、とお礼を言われ、胸熱くなり涙滲みました。比叡山に導かれ、この地に居を構え、迎賓館まで創る巡りを考えました。化粧をする時、小窓を開けるようにしています。原野からの風を感じると心が潤うのです。今日は、「ホーホケキョ」と鳴く美しい鶯の声に励まされ、心やすらぎました。何て美しい声なのでしょうと自然の生命のはたらきの美しさを生命で感じました。
 雨の比叡山は静かです。迎賓館の中庭にてお浄め珈琲を先生が創られた器にていただくひと時が大好きです。至福の喜びを感じるひと時です。ここはおおいなる存在あらわる場と感じています。遠くに見える山々を見、この地にこうして居る事の不思議なことを想います。
 コンサートでは、過去を引きづる生き方が苦しく、気が狂うのではとまで感じる瞬間もありました。限界まで行くと、次へと向かえることがありがたく、気が狂うのではと感じた次の瞬間には、過去をひきづるから苦しいのだということが見えると同時に解放され、なんて馬鹿なことをしているのかと気づき、笑いまでこみ上げてくるのです。休憩後の演奏では、先生の演奏はおおいなる存在からのメッセージであるということを受け止め、無限に注がれるはたらきかけ、メッセージが聞こえないようでは生きている意味もないと自分を律し、真剣に音からメッセージを受け止めようとしました。突然なにもなく、ひろい世界とひとつになり身が軽く、胸がひらきました。好太王様に出会いました。先日のヤマハホールでのコンサートでは東明王様のことを考えました。どんな人だったのかと。。。今日は、好太王様はどんな人だったのかを考えました。好太王様の生きた地は、心に何もなく、何処までも抜けるような透明で広い空が拓かれています。この地に居ると、遠くに居る人のこともわかり、山の向こうから責めてくる敵も見え、時を知り、時を活かす動きは出来るとわかるのです。余計なことをひきずったら、生命落とす戦国の世にあり、闘いに勝ち続け、生きていくには心何もなく、必要なことにのみ集中せねば生きていけないことを体でわかります。何時地震が起こるかわからない今も余計なことをしていたら、生命落とすとわかります。過去を引きずるなど、とんでもないことと瞬時に気づきます。必要なことに力を注ぐ生き方をその場で教えられました。真の自分があらわれ、光の柱が立ちました。一人一人が真の自分を表し生きたら、世界は平和に成るとはっきりと見えたことがうれしく、希望を感じます。まずは自分から真の自分を表していくとは当然決まります。
 好太王碑に初めて行った時、「まぎれもなく私の子孫」とのメッセージを受けました。今日、真の自分の光が現れた時、好太王様とは血がつながっているとはっきりとわかる瞬間がありました。血のつながりが見えたのです。自ずとどう生き、何をするかは明らかに見えます。先生のお誕生日に向かい、確実に真の自分になるようにおおいなるはたらきかけを受け生きていけますことに深く感謝します。カウントダウンとは真にそう感じています。いよいよです。
 過去に生きた人間の生き方、死が頭にこびりつき、滅びに向かう人間の生き方が見え、悲しみを感じました。死も今までの人間が経験したことのない死なのだと今日は見え、人間としての生き方を身につけることが答えと行き着きました。過去に生き、亡くなった人と同じに死を迎えることは私には悲しみを感じ、耐えられないのです。死んでも終わらない永遠の世界で生きる人間の生き方を求め続けて来ました。今これからわかる時と見えた時、胸が無限な世界とつながり、拓きました。生きることも死も今までとはまるで違うある何かがあるのだと見え、希望を感じます。
 八坂の塔に挨拶に行くと、夕方なのに、昼間のように明るく光り満ちていました。ヤマハホールでのコンサートメッセージ「天地開闢」を共に経験したことはすぐにわかりました。新しい歴史を創ることははじまっています。「高句麗伝説」へ向かい、準備万端です。今日はとても静かな八坂の地でした。古の時に戻ったように感じ、今から皆が生きていける国創りをしていく息吹を感じます。これからは今までの歴史にない人間が人間とし存在あらわし生きていける国創りです。とてつもない歴史的場面を迎えています。生命あり関われます事にこれ以上光栄なことはありません。心何もなく、と今日のコンサートにて教えられました状態を崩すことなく、活かしていかねば。。。と心に命じ、明日へと向かいます。ありがとうございます。

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