- 2018-06-21 (Thu) 11:28 /発言者:tmiyazaki
- 高麗恵子 WEB サロン
「働かざるもの食うべからず」ーーこんな社会主義の呪文のようなことばが、実は聖書にあるのだということを知らなかった。勤勉の勧めなのだと思うが、「勤勉」はそれほど大切なのかと思う。今日の教材、姜尚中『悩む力』の中にも、「働くことによって始めて,“そこにいていい”という承認が与えられる」と出てきたので、生徒と話し合う。「働けないもの」は生きていけないのか、病人や障碍者はどうなる、働きないものはいてはいけないのか、など大いに声が出る。ただ、働かなくてもいいよ、食わしてやるからと言われても、わたしはいやだ、何かしたくなるし、動きたくなるから、と応じる。働いても働いてもわが暮らし楽にならない人もいるから、働くこと=食うことでもないらしい。要するに、「べからず」がいけないのだ。「働かされる」という受身だからいけないのだ。あくまで「働きたい」から働くのがいいのだ。人に命じられることじゃない。休みたいときには休めばいいのだ。
震災で、「頑張らねばならない」と思い込まないことに通じるか。もう少しいろんな生き方を楽しみ、分かち合えればいいのだ。
震災で、「頑張らねばならない」と思い込まないことに通じるか。もう少しいろんな生き方を楽しみ、分かち合えればいいのだ。
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