Home > 高麗恵子 WEB サロン > 迎賓館コンサート御礼

迎賓館コンサート御礼 / 発言者:sumi

迎賓館コンサートにお招きいただきありがとうございました。衝撃が大きく未だどう表現していいのかがわからずにいます。雨の迎賓館は紫陽花の花が似合います。紫陽花色の着物の方、薄い色の単衣の着物にマーブリンクの帯の方、中東のドレスを身に纏った方と、美しい女性は雨の中に咲く紫陽花のようと感じました。迎賓館はいつもとは違い、神の場で私にとっては修行の場とも考えています。椅子の座り方姿勢一つで、普段は気がつかない生き方が全てさらけ出される為、少し肩に力が入ります。この度も座った足の位置が定まらずにいました。前日にジムに行き筋肉痛が残っていた為にだるいのかともふと思いましたが、今の自分の生き方、立ち位置が定まらないのだと考えます。コンサートのピアノは凄まじく、音のシャワーと言うよりも滝のように浴び、終わった時には大きく殻が抜けたようでした。まるで山伏がいくつもの山を修行で費やして経験できるかできないかを、迎賓館で経験する事が出来るのは、人間業ではないと考えます。迎賓館コンサートの後に外に出ると、静かに雨が続いていました。ふと、熊野大社での開闢の光景の雨音を思い出しました。梅雨の雨と山の香り、迎賓館の木の香りで一瞬にして異空間を想います。迎賓館後は一旦仕事の為に帰路につき、今京都に新幹線で向かっています。本日からの高句麗伝説を何卒よろしくお願い申し上げます。

Home > 高麗恵子 WEB サロン > 迎賓館コンサート御礼

検索
Feeds

Page Top