Home > 高麗恵子 WEB サロン > 年齢を越えて

年齢を越えて / 発言者:tmiyazaki

 先日、電車に乗り込んだところ、優待席に座っていた男性がさっと席を代わってくれ、「どうぞ。」と言う。今年になってから席を替わられることが二度ほどあったので、ありがたいと思うと同時に、「そんなに老人に見えるのか……。」と複雑な気持ちもあり、もっと若々しく生きなければならないと思っていた。そして、昨夜のお誕生日の先生の舞台のお姿、洒脱な行動、あふれるばかりの活気を見て、「(同い年だけれど)先生なら絶対だれも席を替わらないだろうなあ……。」と思い、「誕生日」とはいったい何なのかと余計なことを考えてしまった。「年齢なんか関係ない!」と日ごろから言われている先生に、かえって失礼なのではないかとさえ。いや、日ごろの先生から受けている恩愛への感謝の一端であることは間違いなにのであるが。でも、先生の姿は、わが指標!と強く感じた。
  京都とはまた違った、それこそ「はじまり」を感じさせる「高句麗伝説」であった。「新しく生きる」ための力が満載されたコンサートであり、朗読だったと思う。まさに「年齢」なんてどうだっていい、これから始めればいい、と強く思った。
  帰宅したら、また「ドスン!」ときて地震があった。大地が騒いでいる。心して生きていかねばならない。

Home > 高麗恵子 WEB サロン > 年齢を越えて

検索
Feeds

Page Top