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美しい表現 / 発言者:ai ito

先日の高句麗伝説で先生の広い伸びやかな音を聴いている時、高句麗の星空と言葉が生まれ、蒼い星以外には語られたのを聞いたことがない、電気も明かりもない高句麗の星空を想う一瞬がありました。六本木の地下でいつも見ている星の舞うような流れるような作品が答えとわかり嬉しく、いつか見に行きたい気持ちも深まります。
日常の中で、月も風に流れる草木も雲も神話の世界と思うほど美しいのです。美しい自然と、高句麗伝説に参加したいのちとそぐわない恐怖や貧しさは、色違いのようにはっきりと違和感となり分かるとともに、時に合っていないと糾していけます。
本やチラシの文章の、短いものすらも理解不能になっている人が多いのかもしれないと、てにをはを省かれた単語の羅列に危機感を覚える場面が続きました。先生が仰って下さったように、いましっかり本を読まなければと身にしみています。文章を面倒くさがり、簡略化した言葉になれるうちに、しっかりした文章の読み書きが出来るつもりで出来なくなっていくと感じました。文章が敬遠されても、高麗さんの作品や墨文字の写真、先生のお写真は人の目に触れるだけで沢山の情報を伝えてくださいます。言葉を養いながら、層を超え人に出会い、コーヒーの美味しさからも本当の情報が人に広まりますように今日も活動します。

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