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新しい世界をつくるよりない / 発言者:yumi suzuki

先生!三鷹のコンサート、ありがとうございます。
第1部の「うそ」のメッセージに、ドキッとし見たくないものを見せられる感覚でした。さらに嘘はどこまで剥がしていっても真実は顕れないことを知り、どこか嘘は生きる為にしょうがないし、奥には真実があるという誤魔化しで生きてきたということが露わになり、演奏される場に身を置け、そのような状態で生きてきても助かることができる先生のコンサートは、本当に生死の分かれ道と感じ、来れる巡りは単に自分ひとりの力ではないことを実感します。長年、埼玉に住んでいたので東京と言っても、この武蔵野の大地に立つとホッとします。いだきボランティアをはじめた頃から三鷹にはよく来ていましたが、今回は懐かしいというよりは、はじまりのエネルギーを感じ、ここからはじめる喜びで生命が満ちていました。最近は母のこともあり、慣れない地でひとりでいるよりは、NPOiいのちの生活サポートをしている仲間たちがいるところの方が安心かとも考えてしまいます。
開拓ということでは、こちらでもどんどんNPO高麗の主旨に賛同する方を増やし、いだき講座受講に繋がる動きをつくることとも考え、コンサート中も考えていました。
身についてしまった「嘘」という認識すらない嘘をついている状態が、どんどん剥がれていきました。突然、音が心臓の中なのか、生命の中心に飛び込んで来て、中の小さな光に先生の音の光がグングン入って来てひとつになって、どんどん世界へ宇宙へと広がっていきます。光で世界が満ちて、何が起きたかわからない感動の涙で一部が終わりました。
ここまで先生にして戴けるのだから現実世界で何とかなっていかないとと、頭が優先して身体をこき使う傲慢な状態を変えないと身体がダメになります。最近、歯科に行っていますが奥歯の臼歯が割れて歯茎に炎症が起きたことが判明しました。噛む力が異常に強く歯と歯ぐきに負担がかかっていると医師から説明されて、そんなに強く噛んでいないと話すと、寝ている間に相当歯を食いしばっていると言われて苦笑いしてしまいました。生命と裏腹に、歯を食いしばって生きている状態が身体が教えてくれます。辛うじて臼歯を抜歯することなく、欠けた部分を補強する方法があると抜歯はショックですよねとの一言に、いい医師だと感じ、どんなに忙しくても人と接するとき、心通い合うことが一番大事と教えられます。やはり経営者でもある歯科医師と雇われて仕事をしている歯科医師は違うとも感じ、自律することを学びます。先生の音に身を任せて、生きるための知恵が湧く源に光がどんどん注がれます。アンコールのアリラン、美しい世界そのものです。高麗さんとつくる美しい世界です。開演前に高麗さんにご挨拶でき、一言お告げをお聞きする時、高句麗の野山を王様といっしょに駆けるときの風が吹くのです。公務員を辞め、「本音で生きてください」代理店とし個人事業としてスタートしようと「グリーンフィールド」という屋号にした時、高麗さんにお話すると、「野山を駆けるのね」と言ってくださり、何も話さずとも全部わかってくださる王様といっしょに暮らしていた魂は蘇るのです。
どれほど「五女山の星空のもと」で語ってくださる王の足元に駆けつけたかったことでしょう。五女山からの風を受け、「新しい世界をつくること」と高麗さんの声が聞こえて来ました。折しもギャラリーが借りれずに、NPO高麗の活動を理解できない古い人たちを変えようなんて無駄な力を使うことではなく、高麗さんを中心に新しい世界をつくってみんなで心通い合う世界をつくっていくと雨の琵琶湖を眺めて早朝一度家に帰って、仕事に行きました。周りの人は朝、東京から帰って仕事することに驚きますが、今回は夜行バスで寝てますし、自分で運転して朝ついて仕事することも平気になっています。ハードワークと感じるのは、やはりチケット売りです。かと言って歯を食いしばってやることでもありません。先生のはたらきにより、嘘でがんじがらめの生き方を剥がして戴き、NPO高麗の主旨が伝わるように生活を変え真、生まれもっての生命の光を現すことをはじめていきます。いつも先生に歴史的にもどうにもならないことを解明、変えてくださる幸運に恵まれていても、今までと同じ生活、行動では、死にゆく生き方であると今回は自覚しています。死んで終わらない魂を表して生きていく力を体得させて戴き、真にありがとうございます。高麗さんの詩に「光は光としてあり続ける」というお言葉がありますが、真は真、嘘は嘘である、尊い経験をありがとうございます。

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