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暑中お見舞い申し上げます / 発言者:tmiyazaki

  こう暑いとなにか責められているような気にもなる。わたしにとっては、やっと「夏休み」の第一日目なのであるが、午前中パソコンの先生にに来てもらって、ブログを設定し直したので、あらためて「国語塾」をやっていく考えを文章にし、詩にしてみた。そして、汗だくになりながらも、収納ケースを組み立て、エアコンの掃除をし、片付けに専念した。さあ、明日から頑張るぞという気持ちだ。

学校を創りたい

軽井沢に全寮制高校を立ち上げて4年になる女性がいる、と知って
わたしのも「言葉の実習」をする高校を創りたくなった、と思って
今朝はそのカリキュラム一覧図を作成して、一人悦に入っている
中学までの基礎知識習得の国語については、しばらく置くとして
高校からの「国語」を自分と世の中を変えていく教科にしていきたいのだ
受験国語から解放し、他者との交流、自分の更新、精神の創造を目的に
よく読み、よく話し合い、よく表現し発信していく「言葉の実習」に
大切なのは「当たり前」から脱して真実に向かい合うこと、行動すること
その女性の言葉に魅かれ、明日からでもその一歩を進もうと決意する

嘘を嬉々としてしゃべっている人間という奇妙な存在をよく見てもらいたい
と、辻邦生さんが『背教者ユリアヌス』の中でローマ人をあきれていたが
現代も改善されるばかりか、なにか危機的状況を呈してきたように思う
言葉は嘘であることをだれも気にしない、ほんとうを考えようともしない
SNSで流す言葉は、ほとんどが他者の言葉の留保ない相乗りでしかなく
「いいね」の累積を誇っているうちに、デマと扇動の嵐に巻き込まれてしまう
コピペで論文を書き、常套句で明朗に話し、そして自分が分からなくなってしまう
自分で考え、迷い、それでも行動し、新しい受容と創出を心掛ける
そういう若者を創る学校を創るのだ、塾でも講座でもセミナーでもいい

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