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魂の声、生命の声。 / 発言者:Nobue Hanaki

 麗しの会、高句麗麗会に上がらせて戴く身支度は、高句麗衣装のアイロンかけから始まりました。もう何年も前に御寄付の御礼で頂いた作品ですが、立体的に、新鮮に浮きあがるマーブル模様に感動していました。模様に意志があるかように感じ、耳を澄ましてみます。さっぱり言葉にはなりませんでしたが、ときめきいっぱいで家を出ました。生きる意志が更に強まる1日に恵まれ、澄み切った夜空と輝くお月様に見守られ帰宅し、夏の日差しから身を守って下さった衣装をオリーブ石鹸で手洗いしました。そして川で洗濯をするように、ざぶんざぶんとバスタブで仰ぐ時、古の光景を感じました。ふとした一瞬でしたが、高麗さんが「幻のkogryocafe」にて淹れて下さった珈琲に、「涙が出るほど美味しいです」と思わず告げた生命の声、香り、体感、そして思いもかけず頂いた尊いメッセージと、溶け合うスイーツの美しい全てが蘇りました。歴史的で芸術的な新しい体験は、魂で生きる新たなはじまりです。
 随分前となりますが、いだきしん先生が、私のように生きてみればよいのではと皆に問いかけられた時、それは無理でしょう、と心の中で答えていました。先生だから、高麗さんだから、という壁のような物が目の前に立ちはだかっていました。いつからか、そんな事ではないのだと考えるようになり、今では、そうでなければ生きられないし、人の役にも立たないのだと実感しています。そして今ようやく、生命の言葉、本音こそが真の自分をあらわし生きる源であり、人を助けられる力とわかります。「言葉しゃべっていても、親や学校で習った言葉でしょう」と先生から初めてお聞きした時は、さっぱり意味がわかりませんでしたが、あきらめず、「本音」をわかり、本音で生きる、「いだきで生きる」を目指し続けてきてよかったと実感します。言葉だけに留まらず、全く新しい生き方そのものですが、これからは、人類の、終わった歴史に影響される事なく、先生と高麗さん、支え続ける尊いはたらきと共に在る全く新しいフィールドで生きる事こそ、次世代が生きられる世の中を創っていけると、高麗さんが個人事業からはじめられた尊い御活動、お仕事に心より賛同し、共に向かっていける今です。いつも命懸けで取り組み、生きて下さっておられる先生と高麗さんに、ぶら下がる時は完全に終わりました。一人一人が自律し、日々急速に成長する事を求められていると考えます。高麗さんがいらっしゃる所がいつも要。要の経験は無限の可能性に満ちています。
 この度の京都は、本日の、NPO高麗 迎賓館でのコンサートへの御招きが最終日です。新たなる出陣に、蘇る魂を感じます。圧倒的な器のお写真、先生からのメッセージ、全てに心よりありがとうございます。

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