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生まれ変わる時 / 発言者:yuko ctb

美しい器の誕生に柔らかな気持ちになりました。
お忙しい中、お写真をありがとうございました。

先生の器をみていると以前ジェンダーで、縄文では土器は使ったら壊していたとお聞きしたことを思い出しました。
そのお話の後、その意味を考えた時にふと創造と破壊は表裏一体なのだと感じたことを思い出していました。
新しいものを創造するには古いものを破壊しなければならない、創造が良く破壊が悪いではなく、そういうことなのだとして全体をみていたと感じ、執着のない見事な今を生きる民族性をみた気がして新鮮な気持ちになったことがありました。

それは実体験でも痛い想いとして経験したことでもありました。
もう何年も前になりますが、医者から血液のがんを疑われたことがありました。
微熱がずっと続き、リンパに異型の細胞が見つかり、何をされるのかと恐怖におびえていました。
でもなぜか熱も下がり何でもなくなりほっとした一年後、両親が亡くなって一人になってからずっと支えてくれて魂一つだった愛犬がリンパ腫にかかり、この世を去りました。もし身代わりになってしまったのなら、私のままで良かったのにという願いは聞き届けられることはありませんでした。

この出来事は私を生まれ変わらせてくれるきっかけでもあったことを今でもよく覚えています。
それまで言い訳ばかりで先に進むことを怖がっていた自分が、とりあえず挑戦することを決めたことを。
生きたくなかったいのちはないから、私が精いっぱい生きなければ申し訳がたたないとそれは今でも感じていることです。

今、全体的に生きて生まれ変わる時を迎えているように感じ、破壊の恐怖にのまれてしまいそうになることも多いかと思います。
でも、先生の器を見ているとそれを超えて進めと言われているようで穏やかな気持ちになりました。
暑さ厳しい中、勇気生まれる器をありがとうございました。

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