- 2018-07-27 (Fri) 18:59 /発言者:tmiyazaki
- 高麗恵子 WEB サロン
おかげさまで無事下山してきました。ほんとうに先日の「応用講座」と「存在論」とで得た気力と体力のおかげだと思っています。ありがとうございます。実は、すっかり「年齢」のとりこになっていました。やれ「後期高齢者」だとか、保険の切り替えだとか言われ、自分の体たらくばかりが意識され、かつは疲労感や病気への懸念、将来への不安、自然災害などと、ますます自分を「身の程知らず」「年甲斐もなく」「年齢音痴」などと追い込んで自分をとらまえていたのです。それが解放された。生徒は何も考えていず、「先生はいくつなんですか」などと聞いてくる始末。わたしのことを「山人間」と呼んで笑っているのです。「先生の後をついていったら大丈夫なんだ!」と笑って言います。なに下りのコース取りが少しうまかっただけなんですが……。なんとしても岩稜の果てのピークを踏ませたいと思って望んでやったことが、無事完遂できてほっとしています。ありがとうございました。
甲斐駒ヶ岳登山
(大阪、上宮高校山岳部付き添い)
2018.7.25.登頂
寄せ付けないようにも思える大きな岩のピークが、青い夏空に輝きを発している
北岳・間の岳・千丈岳・そして遠く中央アルプス、すぐそこに急峻な鋸岳
はるか下になった仙水峠の辺りから白い雲が湧き上がって、一層異次元に
山頂は四方の山に対峙して、高みを誇り、容易に近づけさせないようにも見える
白い岩稜の空域、苦しく危ない痩せた稜線、息を切らし少しずつ迫っていく……
こんなとき、人は何を考えているのだろうか、何を思うのだろうか
やめておけばよかったとか、もう行くしかないとか、思っているのだろうか
自分の体力のなさを恨みつつも、ともあれピークまで頑張ろうと思っているか
汗と気張りと足の痛み……、谷間から吹き上げる涼風、一瞬気を取り直し……
何も考えられなくなって、辿り着いて、いささかの失望と少し気負う達成感
駒ケ岳山頂、2967m。絶海の孤島のようにも思える展望の中で、やっと笑顔が光る!
人はなぜ山に登るのか、なんてだれも考えない。ともかくここにいることしかない
また下りの難渋を思えば、ほとんど徒労にも等しいことを、何を喜んでいる?
少年たちの意気を育む、人生の可能性に挑む、新しい体験こそは、などとは……
ただわたしは年齢とか出自とか、あるいは運命とかまで越えていけそうな気がした
甲斐駒ヶ岳登山
(大阪、上宮高校山岳部付き添い)
2018.7.25.登頂
寄せ付けないようにも思える大きな岩のピークが、青い夏空に輝きを発している
北岳・間の岳・千丈岳・そして遠く中央アルプス、すぐそこに急峻な鋸岳
はるか下になった仙水峠の辺りから白い雲が湧き上がって、一層異次元に
山頂は四方の山に対峙して、高みを誇り、容易に近づけさせないようにも見える
白い岩稜の空域、苦しく危ない痩せた稜線、息を切らし少しずつ迫っていく……
こんなとき、人は何を考えているのだろうか、何を思うのだろうか
やめておけばよかったとか、もう行くしかないとか、思っているのだろうか
自分の体力のなさを恨みつつも、ともあれピークまで頑張ろうと思っているか
汗と気張りと足の痛み……、谷間から吹き上げる涼風、一瞬気を取り直し……
何も考えられなくなって、辿り着いて、いささかの失望と少し気負う達成感
駒ケ岳山頂、2967m。絶海の孤島のようにも思える展望の中で、やっと笑顔が光る!
人はなぜ山に登るのか、なんてだれも考えない。ともかくここにいることしかない
また下りの難渋を思えば、ほとんど徒労にも等しいことを、何を喜んでいる?
少年たちの意気を育む、人生の可能性に挑む、新しい体験こそは、などとは……
ただわたしは年齢とか出自とか、あるいは運命とかまで越えていけそうな気がした
- 1つ新しい書き込み: 7月27日
- 1つ古い書き込み: 本日ビデオ講演会公開収録 開始時間変更いたします