- 2018-07-29 (Sun) 17:48 /発言者:tmiyazaki
- 高麗恵子 WEB サロン
台風は真夜中にわたしの家の上を通っていったようだ。午前2時ころ、強い風の音に目が覚め、警報発令のアナウンスを遠くに聞いていた。朝、とにかく掃除しなければならない気持ちになって、玄関前の花鉢を片付け、台所のアリ駆除をし、隅々まで掃除した。そして、中断していた哲学の本を読み出し、頭がくらくらしたけれど、「精神」ということを考えたキルケゴールのことに触れ、なにか救われる思いがした。神が現実に存在するかどうかより、どのように神が現象しているかを考えることの方が大切であり、自分との大いなる隔たりの経験こそが「精神」であること。それは、「内心のよからぬ考え」でも、「悪い行い」でもないと知って、なにか台風一過の青空のような気分になったのだった。
その後、研究のための書見をし、まだまだ先も見えないのだけれど、ともあれ「一合目」に向かって、一歩踏み出した確かさを噛みしめている。3000mの高みから下界に戻って、二日がかりで、うまいランディングをやれたと思う。
その後、研究のための書見をし、まだまだ先も見えないのだけれど、ともあれ「一合目」に向かって、一歩踏み出した確かさを噛みしめている。3000mの高みから下界に戻って、二日がかりで、うまいランディングをやれたと思う。
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