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岡山チャリティーコンサート / 発言者:Ritsuko Mimura

私は、岡山の実家に帰る度、悲しくなります。
吉備路を流れる足守川の川辺は、すっかり変わり、護岸工事され、虫の声の美しい夜は、高速道路の低周波音で、気分が悪くなります。
日の出の見える山も、高速道路の橋桁にされ、低くされました。
昨年は、家の前にあった二本の大きな銀杏木までも枯れ、無くなっていました。
どうしようもない許しがたい気持ちは、拭うことができません。
しかし、このコンサートで、この地の、美しい理由が、わかりました。

昨夜は、ゴルフ場の照明が消え、星空が戻っていました。
私は、何万光年も放れ、何億年も昔に放たれた星に想いをめぐらせ、空を見るのが好きでした。コンサートでは、宇宙と境は無く、宇宙と一つであった古代人の感覚が蘇ります。
語られることの少ない吉備の古代史ですが、コンサートでは、楯突遺跡の弧帯石を思い出し、その頃に生きた人のエネルギーや気持ちまでも感じられました。
宇宙と交流し、自然と共に生きた古代人の力強いエネルギーです。
今日は、繰り返し「5月9日 岡山ビデオメッセージ」にあるピアノ演奏を聴きました。
高麗さんが「この地は美しい地」と言って下さったことにも、胸が熱くなります。

岡山チャリティーコンサートで報われました。
この地で生まれ育ったことを考え、具体的にしてまいります。
岡山でコンサートをして下さったこと、本当に、ありがとうございました。

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