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サンドリヨン  / 発言者:marumaru

時が来て
時の恋人に会って
美しい世界に 雪が降り 
時が愛する人は いる 

つばめは季節をこえて 春を告げ 
青い鳥は 四季の恋人 

今日 知人に5百色の色鉛筆を差し上げました 
子供の頃に読んだ サンドリヨンを塗りたかったから 買った色鉛筆 目に星があります それは中学生の頃 マリアサンドリヨンというロシアの少数民族の女性を見た時 その人には沢山の流れ星が流れていたので よみがえった気持ちでした 絵を描く人に貰われ 自分が考えていた以上に喜んで頂き、私も嬉しく 色の天使か お姫様たちが 自由な世界へお嫁に行ったみたいでした(^-^*) 人ってすごいです  

サンドリヨンは灰かぶりという意味だそうですが、灰があるところは つまり火をおこすところです。かまどやそこで働くサンドリヨンは、生まれてから、喪失の始まりです。家族 愛情 そして下働きをさせられ(かまどがある場所は卑しいとされていました) 時の靴を履くのです。 これは青い鳥の靴でしょうか。永遠に飛ぶ春の鳥のように季節を越える あるいは不幸を越え幸せ 社会的地位も越えるという意味を含んだ神話的に語られるサンドリヨンの物語 でしょうか。 
火をおこす場所は
生と再生の神話的場所であり 死の灰の中にこそ 生のヒントがあると言った人の言葉がよみがえります。

自然の中である
生と死の循環
人間の最高の尊厳


ある人が土に花を見るように サンドリヨンの灰に無限なる光を見てきたのでしょうか。そして未知の永遠なる色彩も。 


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