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近江聖人 / 発言者:as

京都、大津、奈良にわたる3日間の高句麗伝説コンサート、ありがとうございました。遅ればせながら、いだきしん先生、お誕生日おめでとうございます。この3日間の場を共に経験できたこと、自分の人生でありながら、多くの魂の悲願であり、これから生きて行く人間として、いかに生きて行くかがより問われて行くと感じています。この3日間、コンサートを前にして多くの場に行き、多くの経験をしてきました。個人的なことで恐縮ですが、先生が応用コースでお話しされていた小林秀雄著作による『本居宣長』を読みながら、いつになく気になり理解し始めていたのが近江聖人と言われる中江藤樹の存在でした。大津高句麗伝説の前に高島市にある藤樹記念館や藤樹書院に行きました。日本の私塾の祖と言われ、その後江戸時代まで続く日本の学問の祖とも言われ、その在り方、影響は多岐にわたることを知りました。自分自身で学ぶ”独”ということを実践され、”知行合一”という学びと行いは一つであると説きます。最近の高麗さんのビデオ講演会にて、はっきりとお話しされている内容そのものとも感じ、より理解が深まります。中江藤樹が生まれた高島という地や周囲には小松という場所があることから考えると、高句麗の魂がそのまま日本の地にて継承され、醸成し現れたのではないかとも考えられます。近江商人の発想もこの近江聖人と関わると感じます。大津高句麗伝説を経験した今、もともと学問として継承してきたこういった人間としていかに生きるかという事が、よりはっきりとわかるようになってきました。大津高句麗伝説で表現された神聖なる詩のひとつひとつ。古代日本の秘密。神聖なる働きかけは近江の地においては間違いなく人として体現されている歴史があると、近江聖人の存在から理解していきます。まだまだはじまりに過ぎないのかもしれない、琵琶湖にて示される神聖なる詩の表現。畏れながらも、この歴史的な場に居合わせられる自分の人生の不思議も感じます。3日間、全てが全く違い、それでいてひとつの大きな展開であった高句麗伝説コンサートです。まことにありがとうございます。

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