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「言葉が怖い」 / 発言者:tmiyazaki

何がどう変わったのか、はっきり言えないのだが、応用講座とそれに続く三日間の「高句麗伝説」で、頭が入れ替わったような気がして、なにか新鮮で、なにか愉快で、なにか心が弾んでいる。ダイゴさんの『運は操れる』をたまたま奈良駅で見つけ買って読んでいるが、「運はこちらの行動次第で変えられる」というテーマで語っていて面白い。しかし、「いだき」に出会えた幸運は、もっと別なこと、個人の意思を越えたところからやってきているようにも思う。先生の力で「宿業」のようなものを取り払ってもらい、それからのことは「個人の意思・行動次第」だろうが、もっと大きな存在に擁護されているようにも思う。何にも具体的な「いいこと」はまだ起こっていないが、今日一日が楽しみだ。
  聴き取りの教材に、向田邦子さんの講演CDを使うので、その「言葉が怖い」(2007年)を再聴していたが、やはりこの人の言語感覚の鋭さには舌を巻く。「ときに人の心を動かす強力な武器にもなれば、また人を狂わせる狂気にもなる言葉」。ただ、わたしは、いかに間違った言葉を使おうが、語弊を連発しようが、すぐに修正できるところが、言葉のいいところでもあると思っている。信頼の基盤の上での会話なら、いくらでも修復し、錬磨できるのだ。話し合うことが大切なのだ。(もっとも向田邦子さんも後でそれについて触れてはいる。)こういうサロンや、話し合いは貴重だと思う。

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