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悠久 奈良高句麗伝説 / 発言者:yuko ctb

奈良での高句麗伝説の日は、大神神社に参拝しました。
本殿で参拝していると、びわ湖の高句麗伝説のある部分で感じた空気感を感じ、びっくりすると共にびわ湖の高句麗伝説で本当に神聖な存在が顕れたことを感じました。

今回の奈良ではご神体の山である三輪山での経験なくしては語れない高句麗伝説だったと感じています。
往復で2~3時間みてくださいと言われ、余裕はある時間ではあるものの、登山経験がほとんどない自分が無事に行けるかと直前まで迷いました。でも、去年一緒に高句麗伝説に参加して一緒に登ろうとしていた人は今も体調を崩しており、去年まで一緒にコンサートに参加した友人も抗がん剤治療をしていることもあり、そしてまた山の頂きで古の人はどのように生きたのかを知りたいと思い、様々な想いから登ることを決めました。

雨でぬかるんだ道はドロドロで転んだら泥だらけのまま高句麗伝説に行くことになるなぁと思いつつ、登り始めると滑るのでただ無心で進むよりない、余分なことに気を取られていると足を踏みはずすという、これからの生き方に通じると感じた経験でした。
やっとの思いでついた山の頂きでは、祈りのエネルギーが天に昇るように古代に生きた人々の祈りを感じました。
虫の羽音、鳥のさえずり、風に揺れる木の葉の音、ひとつに溶け合い、自分が大きないのちのひとつになったように感じました。
争いという概念すら存在しない中で、すべてがひとつで生きた人々の柔らかな世界。

奈良の高句麗伝説での空気感はまさにその三輪山での経験そのものでした。
悠久の時を超え、静かで透明でまるで月の光のような微細な優しいエネルギーに満ちて、経験したことすらなくなってしまうような透明な舞台でした。
高麗さんの声も澄んで、奈良だけ音響が違うんじゃないかと感じるほどでした。

本当に幸せな2日間をありがとうございました。

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