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3日目のサロン 次へと / 発言者:Keiko Koma

 小学校から帰ってくるえりかちゃんをお迎えしたく、暑い日差しが照りつける道路に立ち、待っていました。昨夜、講演会にお越し下さった若い男性が私の目の前でバルーンをふくらませ、犬を作ってくれました。私はえりかちゃんにあげてもいいですか、と言い、喜びいただきました。青い犬とピンクの熊の風船を持ち、道路に立っていると、何故風船を持っているの、と小学生が話しかけてきます。えりかちゃんにあげようと思って待っているの、と答えているうちにとても親しげになり、バイバイと手を振り別れる時はすでに身内の子供のように近しい関係となっていました。とても心ぬくもるひと時です。毎朝、通学する子供を見守る老人がおられます。帰ってくる時間もそっと語らずに見守っているお姿を拝見し、心あたたかくなります。子供と共にある空間、時間はあたたかいです。
 ラジオの収録から帰り、ビデオ講演会までの3分間にいただいたカフェ晢のあんぱんはとても美味しく、元気が出ました。今日もしんどかったのですが、先生とお電話でお話させていただき、今起こっていることが見え、整理されることで、同じにしんどい状態であってもまるで変わり、その後の時間は何気ないことであっても楽しく感じ、とても助かりました。
 今日は仙台にて開催された「高句麗伝説」上映会サロンを開催させていただきました。私たちが生きる世界がまるで変わった3日間の「高句麗伝説」が終わり、3日連続語り合いのサロンを開催することが見えていました。今日の上映会サロンが3日目となり、見えたままに実行でき、多くに気づけ、大変ありがたいです。
 今日は、自分では思いもしなかったことを感じ、考えました。普段はあまり使わない言葉ですが、お亡くなりになった方々の供養をしなければいけないと感じたのです。最近、アジアがひとつになる道を作るためにお会いする方に供養のお話をよくお聞きしてきた為かと考えましたが、一人の人間がこの世に生まれ、生き、死んでいくということはとてつもないこととは人の死に遭遇する度に、甚く感じています。最近辛いと感じるのは、多くの人が終わりゆくように生きていることが以前よりも鮮明に見えてしまうからです。子供の頃から死が見える感受性であることが辛くてなりませんでした。死んだら2度と帰ってこない尊い人間の生命であり、人生です。が、人はあまりに人生を考えていないと悲しく感じています。過去に生きたお一人お一人も報われていないので、こんなにも生命が軽んじられ、粗末に扱われてしまうのかと考えることは多いです。私は何を感じたかと尋ねられ、感じたままに供養ということを表現させていただきました。先生がコンサートをしてくだされば。。。との表現があった時、それはそうなのですが、先生に何でもやっていただき、自分たちは何もせずに見ている人間のあり方も同時に見え、一人一人が生きることで供養になるように生きていかねばと強く感じました。気持ちがあっても見ていては力になれないのです。永遠に輝く瞬間と私が感じている時は生まれて初めての土地で一人も知り合いがいないところから、コンサートチケットを販売した時の瞬間瞬間です。未開の地を開拓する躍動感に満ち、全力で取り組んでいった瞬間瞬間が永遠と感じています。コンサートチケット一枚は、生命といつも深く感じ、大切にお伝えしてきました。確実に人が助かり、先祖代々の霊魂までも報われるとはっきりとわかるのです。人の生命が真に助かることを行う時が生きていると感じられる瞬間であり、この瞬間は永遠と感じています。
 仙台はたくさんの生命が犠牲になった地です。あれだけの被害を生み、尊い生命が失われた震災を忘れることなど人間ではないと考えます。人の痛みも苦しみも人ごとに見ている現代人が、終わりゆく人間と見えます。自分勝手で自己中心的な生き方は終わると見えます。終わりゆく人間と生き延び、これから新しい時代を切り拓く人間と分かれていく時と見え、気持ちが引き締まります。先生のはたらきあってこそ、真に魂は報われます。そのはたらきを見ているだけではなく、新しい時代を作る側で生きることが生き延びていく生き方と見えました。
 7月3日の大切なコンサートを前にし、私は未開の地で全身全霊で取り組むコンサートの動員が最も生き延びていける生き方であると行き着きました。まさにこの世の修行と感じています。
 多くに気づかせていただき、今後のあり方も見えた3日間のサロンでの経験に感謝します。6月最後の日は、スカイロケットセンターにてバザーを開催します。過去は清算し、一気に未来を創造したく、半額で皆様にお分けしたいものを置かせていただきます。 午後4時半からの講演会終了後6時少し過ぎにビデオ講演会をさせていただきます。ありがとうございます。

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