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大きな世界 / 発言者:Sumi Kobayashi

今、コンサートに参加することが何よりいちばん大事なことを毎回経験させていただいていますが、昨日の三鷹のコンサートは、今までの要のコンサートを、さらに超越していくと感じたコンサートになりました。
嘘。。明確な言葉に、嘘をついたことで人生が狂い出したことからいだき講座を受けるに至ったことがすぐに浮かびました。嘘がばれ、そこからまた生きる選択をしました。ばれてよかった。。。とつくづく考えます。一部の演奏に、怖い、と感じる音がありました。心底怖い音でした。明らかな嘘より、知らず知らずついているごまかしが命とりと感じる怖さのなかにありながら、今までと違う光のような何かを又感じてもいました。いつもはほとんど目をつぶらないと集中できないことが多いのですが、昨日は、一部も2部も、目を開けていても、集中しようと意識しなくても、先生のお姿と演奏が、必然的に入ってくるのです。初めての経験のような気がずっとしていました。一つのことを目指し生きて来ました。それが自分の資質と思い、疑うことなく一直線のレールを走り、時には止まり、また動き、とやってきたけれど、2部で、大きな、大きな世界と一つになっていく内面をそのままうけとめました。大きな世界は先生のピアノの演奏をこのままずっと聴いていたい真の安らぎと、本当の幸せのなかにありました。現実となっている社会の枠組みのなかで生きる自分と、死んでも終わらない世界で生きる本来の生命、昨日のコンサートでは死んでも終わらない生命が先生の演奏と共に絶えずありました。
アンコールの演奏で奏でられたアリランは例えようもない美しい光のアリランで、涙にじむ感動でいっぱいでした。
そして、あの手拍子、先生の演奏と一つになれた瞬間があり、ふいに涙したのは、これから始まる未来の何かと通じていくような気がしました。
昨夜見た月は雲間から現れた半月でしたが、新しい世界で輝く月でした。新しい月の光は数分後には雲のなか、出会うも出会えるも瞬間です。

明け方、夢から覚め、みた夢は、久しぶりに、見張られている闇から、一人脱出するとてもリアルな夢でした。
8月のジェンダー講座へと向かっているとも感じる夢です。

三鷹の風のホールから、新しい風が吹くコンサートをありがとうございます。

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