人間として　/　発言者：yoshizawa

アントレプレヌールサロンありがとうございました。仕事をする上でとても重要なお話でした。講座やコンサート前は、問題が浮き彫りになり、問われる場面が多くなります。人としておかしいことを自覚し始めます。つもりはなくても、嘘をついていることを仕事の結果や、人の反応が教えてくれます。このままではダメだと感じる時に講座があります。とてもありがたいです。時間とお金に頭が縛られると、不安や恐怖が心を占め始め、僕はとても身勝手になります。淺ましくなり、貧しい人間になります。人間でなくなって行くと感じ、とても苦しくて、やりきれなくなります。講座では、そんな状態にも関わらず、先生はそのまま受け入れてくださり、人間でありなさいと語りかけてくださっているように感じるのです。憑き物が取れたように、体の感覚を取り戻します。やさしいと感じ、愛を感じます。自分で考えて、自分で生きる道を作らねばならない場面が圧倒的に増えてきた今の時です。孤独や葛藤の中でも、先生とお会いして、本質に立ち帰れることがありがたいです。先日、珈琲販売の出店をさせていただいた時、偶然「天　今」という今から30年以上も前の先生の音を流しました。とてもやさしくて、温かい一音、一音に心から感動しました。時代も変わり、先生も変容されています。それでもとても新鮮です。一貫して流れている、通い合う生命の温もりと、新しい人間の未来を示しています。状況や状態は変わっても、普遍的な生命と人間の幸せがあることを学びます。「自分の存在を豊かにすること」。先生がおっしゃたことが深く心に残りました。日常の場面でも、ありのままの人の存在とそのまま通い合い、共感し、人間ばかりでない、この大自然で一つの生命として身の内で深く、深く、交流し続けることが、存在を豊かにすることと感じました。それが新しい仕事、社会を生み出す源泉と理解しました。今、高麗さんが先生とお会いし、社会に出て営業し、人間とは何か、生きるとは、を問い続け、答えを出し、自らを変容しながら、人間であることで、未来を創る仕事をし、生きて来られたことが本当に重要なことと感じています。奇跡的なこととも感じています。そして、今の時代は誰しも避けては通れないと感じてなりません。先生と高麗さんの存在を感じると、どんな状況であっても人間でありたいと心から願うのです。そして、原点に回帰して、仕事をして行こうという気概が生まれてきます。いつも、助けていただき、貴重な経験させていただきありがとうございます。