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黙祷 / 発言者:haruru

 言葉は無力です。いかに支えられ、助けられてきたかと言葉だけでない何かで答えたいのに、言葉でしか伝えられない自分の無力さ。
蝉しぐれのなか、一つの時代は変わり、私もかわらねばならない時を実感します。突然の訃報に言葉を失いましたが、それでは自分は何ができるのか、と考えたら、またどこまでも身勝手な自分が浮かび上がります。

私には歩くことしかないのです。暑い中をひたすら歩いていますが、毎日歩く感覚がちがいます。
皆さんの書き込みで、ヤマハホールでのメッセージを知りました。
歩くことは私にとって一歩一歩が真剣勝負のようなところがあります。靴の選び方一つでも。身体の具合がその日の一歩に現れます。
色々と障害を抱えていても、道行く人全てに追い抜かれても、歩ける身体があり仕事もしていけることを感謝します。

蝉しぐれの中、永遠の世界で生きる魂に、感謝の言葉しかないのです。


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