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欲するままに / 発言者:Kazue Fujiwara

ヤマハホールでのコンサートが終わり、地下鉄に乗った瞬間、「縄文」と言う文字と土偶が私の中に飛び込んできて驚きました。目の前に東京国立博物館の案内が貼られていたのです。気づいたら、いくつかの土偶の写真を食い入るように見つめていました。それなのに降り際に思わず写メをしたものの、そのままにしていました。「今、行きたい」と、「自宅療養中なのだから、さすがに少しはジッと安静にしていなければ」と、「9/2までなら、まだいいか」との思いが同時に交差していたのです。退院当日にアントレプレヌールサロンに向かって行けたのに、何を今更安静かと笑いたくなるのですが、なぜか「自宅療養中の身である」ことへの後ろめたさと、「まだ開催している」と計算したのだと思います。その後、高麗さんの書き込みを拝見し、突然私も「縄文」のDVDが聞きたくなりました。瞬時にあの時の光景、空の美しい移ろいと空間が蘇り、お腹の底から力が湧き出てきます。太古のエネルギーと同時に、五女山珈琲を強く欲していました。アントレプレヌールサロンの時に、五女山珈琲と高麗屋スペシャル珈琲を頂き、すぐにでも五女山珈琲を飲んでみたい気持ちがあったのに、大事にしまい込んでいました。理由は簡単、「今飲んでいる先生焙煎の黒いコーヒー豆が終わってから」と、順番を優先し気持ちを抑えたからです。今朝は、そんなケチ臭い自分が何とも可笑しく、「馬鹿みたい」と一笑し、「縄文」のエネルギーの中で封を切りました。欲するままに頂いた一口は、ストンと子宮に落ちると同時にあたたかさが灯りました。手術で取ったはずの子宮、そこに何かが宿ったかのように、あたたかい存在を感じたのです。「欲するままに動け」「ケチ臭い頭は駄目だ」「守るのはやめろ」確かな声が聞こえます。図星の声と、お腹のあたたかさ、嫌でも気づくようになっている今、頭と動き方を変える時だと分かりました。面白い今です。

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