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風吹く中 / 発言者:Kazue Fujiwara

昨日から会社に復帰予定でしたが、3日延ばしました。今まで無理をしてきたから、今は思うままに動こうと思います。毎日日中にリハビリ外出をして、歩く練習をしています。バスが来たから急ごうとしているのに、足に力が入らず早く歩けない。踏ん張る力がないので、人を避けたり機敏に動けない等、外に出て気づかされる事が多いです。手術前の説明通り、1週間自宅療養をすれば、回復して大丈夫なのだと思い込んでいました。今は身体に素直になりたいと心底思います。それなのに、私は身体が思うように動かないとつい手術前と比較し、瞬間嘆いたりイライラしてしまいます。ですが、今この瞬間に生きる練習なんだと、今は思っています。素直に生きたいです。色々あって当たり前の今、すべては一つ一つ向かい合い、逃げずに前に向かう事が大事なんだと思います。私は今、東寺の大きな木の下の石に座っています。お供は、先生の白いコーヒーです。清らかな美しい蓮と再会し、聞いたことのない沢山の蝉の合唱の中、吹く風は心地よく幸せです。と書いていたら、東寺の警備の男性に「Good morning 」と声かけられ、思わず私も「Good morning」と笑み返しました。彼は紙を見ながら「Be careful 」と言います。「ん?」更に紙を見て「Very hot」なるほど「Thank you 」もうとびきりの笑顔を送り返しました。暑い中、笑顔で立ち去る丸顔の眼鏡をかけた男性のやさしさに触れ、瞬時の交流は愛です。ありがとうございます。でも、どうして英語だったのでしょう。サングラスをかけていたから? 何だか面白い今日の始まりです。先生、高麗さん、迎賓館コンサート、よろしくお願いいたします。

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