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ひとすじの / 発言者:morioayano

たまたま樋口一葉さんが活動していた地域のお宅に介護に行っているものですから、
先日、仕事終わってから一葉記念館に寄りました。
とても親しみを覚え身近に感じ、一連の作品を読み、すごいなと感じると同時に
貧困の重さに胸詰まります。
一葉だけでなく、夏目漱石も人の面倒よく見て、お金も貸して返してもらえなかったり、胃潰瘍までなって苦しそうです。
ずーっと 文学、芸能の方々、庶民も、お金のコントロールの狭間で生きて苦しい。
明治の、情緒豊かにありそうな時代でさえ息苦しい。
今は 人情も 豊かな情緒も 風化して 人は人、自分は自分とバラバラ 無味乾燥 ガサツ 多し。


しかし 一筋の いだきのひかり。
縄文時代から貫いて ひとすじ。
高麗さんのマーブリングが明るく世を照らす。

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