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文字とことば / 発言者:kenhoriuchi

漢字が日本に渡ってくる以前に日本には神代文字があったことは知られることですが、実はその神代文字を元として大陸で工夫されて漢字となり、その漢字に基づいてひらがなやカタカナが作られたのだとすれば、漢字の元は日本の古代文字にあったことになります。日本=日の本=霊(ひ)の本の国、支那=枝の国、との解釈は重大な事実を含んで暗示的です。
太陽が「ギラギラ」、星が「きらきら」、雨が「しとしと」「ザーザー」、風が「ヒューヒュー」「ゴーゴー」、笹の葉「さらさら」etc.英語では動詞的に使われる擬音表現が多く、日本語では副詞的に用いられることがもっぱらだそうで、その違いを分かりませんが、日本語に擬音表現の多いことは自然界の働きと一体となり敏感に反応して音として発する日本語の豊かさが、日本人の精神を育んできたことを思います。従い文字とことばについての以下の文節に大いに同感しました。「日本語は大自然との調和を重んじる縄文人の発想を世界に伝える道具(この用語は気になりますが)として今も機能している。…日本は現存する唯一(断定の正否は分かりませんが)の古代国家なのである。」

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