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一新 / 発言者:reginald

東京に帰り、一連の高句麗伝説コンサートを経て、大変化に戸惑いつつ 一新した時を過ごしています。素晴らしい、という一言では遥かに足りない大きな経験をいただき、真にありがとうございます。
高麗さんの23日、びわ湖ホールで着られた紅型染めのお着物、そして同色の髪飾り。戦時中の琉球の少女達が 一緒に歓ぶ姿を高麗さんの笑顔に見、涙が止まりませんでした。自分は 糸満・平和祈念公園での先生コンサートに参加後、偶然のように沖縄に御縁ができ、2004年の 那覇・高句麗伝説 前は那覇と東京を毎週往き来して仕事をし、3年程 部屋も借りていました。ボランティアに参加したのも那覇での活動が初めでした。平和祈念堂の平和祈念像前で 斎藤先生が演奏される中、高麗さんが世界中からのたくさんの電報を読まれ、とりわけ屋良元主席(元県知事)の「ぬちど宝(命は宝)」という旧い沖縄の詩の一文に嗚咽し、この言葉は後に個人で糸満を再訪した時も 高麗さんの御声で常に自分の内に響いていました。沖縄 慰霊の日。びわ湖ホールでの高麗さんのお姿に このような記憶が蘇り、平和祈念コンサートの時から既に 高麗さんの御声は自分の中心にあり続けていたのだ、と気付きました。その御声が 湖の底、海の底の神の存在を語られた時、琵琶湖の畔にいる今に自分は引き戻り、胸の鼓動は速まりました。昨年から、湖畔の石碑の一文を目にした高麗さんが、隠された真実を明かす時がいつか訪れる、と仰ってはいたのですが、聴く者が期待する意識は表現の邪魔になることをかつて幾度も経験していたので、まっさらで臨む気持ちでいました。が、現実に表現された時、その場面はあまりに静かで 胸の内の鼓動が外に聞こえそうでした。語られなかった真実 顕れ、24日、奈良・高句麗伝説でも続き語られ、新たな時はこうして速やかに静寂の中 訪れたことに驚嘆しています。奈良では終り近く、好太王様の下に高句麗軍団、コーカサスの騎馬隊の魂が一堂に集い、風、光となって未来を創る光景に躍動し、多大な勇気を得ました。
いだきしん先生、高麗さん、大きく開かれた真の時の到来を、ありがとうございます。
岩村ゆかり

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